50代になってふと気づくと、
「あれ?私、友達がいない…」
そんな不安を感じたことありませんか?
最近、家族以外の人と話す機会もなく
買い物に行って、店員さんと話すくらい…。
「このまま誰とも関わらず
生きていくのだろうか…」
私もそう思ってた時期がありました。
昔の友達とは疎遠になり、
気軽に誘える人もいない
でも、いざ友達を作ろうとすると
「正直めんどくさい」と思ってしまう…。
そんな矛盾を抱えていました。
そこで、この記事では
40代の頃は「友達がいない=孤独」
だと思い込んでいた私が、
50代になった今
無理して友達作りしなくても
「今が一番楽しい!」
と、思えるようになった経緯を紹介します。
結論を先にいうと
友達がいないから
不安だったのではなく
子育てが終了したこの先
「私はどう生きていけばいいのか?」
「何がしたいのか?」
が、分からなかったから。
だから、不安だったのです。
「自分がどう生きたいのか」
が分かったことで、
「孤独」ではなく
「孤高」に生きられるようになり、
今じゃひとり焼肉も
楽しめるようになりました(笑)
では、なぜ50代主婦に「友達がいない」
と悩む人が多いのか?
その理由を考えてみましょう。
あなたにも当てはまることはありませんか?
50代主婦に友達がいないのは自然なこと
50代になると
「気づけば友達がいない…」
と感じる人は多いですよね。
では、なぜ年齢を重ねるごとに
友達が減ってくるのか?
友達が減る理由
私の場合、
結婚して子供が生まれた頃までは
学生時代の友達ともつながりがありました。
結婚式や出産祝いなどでも
交流が続いていました。
でも、子供が保育園や学校に入ると
ママ友との関わりが増えていき
引越しなど生活環境の変化も重なり
学生時代の友達との距離は
さらに広がっていきます。
土日は家族中心
パートをすれば自分の時間はますますなくなり
子供が大きくなって時間ができた時には
気軽の誘える友達はいなくなってました。
仕事をしていても、
辞めてしまえば会話のきっかけも減り
連絡するにも
「何か理由がないと取りづらい」
と感じる
そのうちますます疎遠に…
こうして振り返ると
よほどマメな性格でない限り
家族中心の生活や環境の変化によって
友達が減っていくのは自然なことだと思います。
とはいえ、
友達はいなくて寂しい
と感じることもあります。
と、同時に
「友達作りはめんどくさい」
と思う自分もいるのです。
「友達作りはめんどくさい」と思う本音
40代50代になると、
友達付き合いに必要なエネルギーは
意外と大きいです。
・会うために美容院や服選び
・日程を合わせて予定を組む
・会えば気を遣うこともある
・愚痴を聞かされて疲れることも
もちろん、
楽しい時間もあるけど、
「楽しいより面倒くさい」
が勝ってしまうこともしばしば…
「友達がほしい」と「めんどくさい」
この矛盾を抱えているから
行動できず、焦ってしまうのかもしれません。
不安になる理由
ではなぜ「友達は面倒だしいらないわ….」
と思いながらも、
心の片隅では、不安になってしまうのか?
それは
女性は昔から
集団でつながってきた本能を
持っているからかもしれません。
遡ること原始時代
男は狩りに出かけ
女は家を守りながら
横のつながりを作って情報交換をしていた。
イメージは
「はじめ人間ギャートルズ」の世界(笑)
みんなでマンモスをわけあって
ワイワイする感じ
そんなふうに
「集団に属すること」は、
私たちにとって当たり前だった
学校生活でも、
就職してからも、
結婚してからは
家族という集団に属する
でも、
子供が自分の世界を持ち始めることで
家族の形が変わっていき
どこにも属していない感覚になる
だから
「私、このままでいいのかな…」
と、不安になってしまうのかもしれません。
私も40代の頃、
新しい友達作りを頑張ったことがありました。
でも結局は
心から満たされることはなく、
虚しさが残っただけでした。
40代での友達づくりは虚しかった
40代に入り
徐々に子供から手が離れてくると
「友達がいないのは良くないのかも」
と思い、積極的に新しい友達作りをしていました。
学生時代の友達とは違った
友達作りのため、人との関わりを増やしました。
例えば
・パート先の同僚
・押し活仲間
・心理学の講座で出会った人など
自分からLINE交換したり
SNSでつながっては、オフ会を開いたり
私は毎日、充実している
と思い込もうとしていたけど
友達に合って家に帰ると
疲れがどっと出て、
虚しさがこみあげてくる日もあった
結局、無理して友達を作ろうと思っても
心は満たされないままでした。
学生の頃のようには
自然と楽しめない
だって、
自然にできた友達とは違うから
では、
1人は寂しい、友達作りたい
でも、面倒だな…
と思ってしまう私はどうしたらいいのか?
寂しさを紛らわす小手先のテクニックより
根本的に解決することにしました。
友達探しより大切なこと
「友達がいないのは寂しい」
と思っていたけれど、
私が本当に求めていたのは
友達ではありませんでした。
大切なのは
自分らしい生き方を見つけること。
友達の有無に左右されるのではなく、
私はこの先どうやって生きていくのか?
私はどうありたいのか?
自分の軸を持つことで
安心や充実につながっていきました。
その方法については、
こちらで詳しく書いています↓
「やりたいことがない」から抜け出した方法
「友達がいない」と悩むより、
自分らしい生き方を見つけたい方は
よかったら読んでみてください。
「どう生きたいか?」なんて
そこまで深刻に考えてない
という人は、
ほどよい関係を作ることもできます。
友達がいなくても心が満たされる関わり方
「友達」と呼べる存在がいなくても、
人と関わり方はあります。
・SNSで気軽にやりとりする
・ボランティアでその日限りの会話を楽しむ
・一人旅やバスツアーで出会った人と話す
まったく知らない人だからこそ
気軽に話せることもあります。
それは
「一度きりの相手ならどう思われるなど、評価を気にしなくていい」
という心理が働くからです。
心理学では
「ストレンジャー効果」
と呼ばれます。
人によって
一期一会を大切にする関係の方が
心地よい場合もあります。
私は友達がほしいのか?
いらないのか?
めんどくさいと思うのか?
ここで、一旦立ち止まって
自分と向き合う時間を
作ってみてはどうでしょうか?
自分を深く知ることで
今より充実した毎日になっていきます。
まとめ:50代主婦の「友達いない」問題とその解決策
50代、特に主婦をしていると
「気づけば友達がいない…」
と感じることは自然なことです。
家族や環境の変化で
友達が減るのは当たり前
私自身も
「友達がいないのは寂しい」
と思いながら、
いざ友達を作ろうとすると
「正直めんどくさい」
と感じる矛盾を抱えていました。
そして
頑張って友達を増やそうとした時期も
ありましたが、
結局は虚しさが残るだけでした。
そこから気づいたのは、
私が本当に欲しかったのは
“新しい友達”ではなく
“自分らしい生き方”だったということ。
友達がいてもいなくても、
自分の軸を持って生きれば
「孤独」ではなく「孤高」に生きられ
充実を感じられるようになります。
そして
ひとり焼肉も楽しめるかもしれません(笑)
「友達がいない」悩みの根本解決にはこちらへ
「やりたいことがない」を抜け出した方法
