「あなたは、どんな人ですか?」
自分で自分のことをどう思っているのか
これをセルフイメージといいます。
例えば
私は飽き性だ。
私は人見知りだ。
私は人前に出るのが苦手だ。
このように
「私はこういう人間だ。」
と自分はどんな人か、
自分への評価のことを
セルフイメージといいます。
簡単にいえば
頭の中にある自分のプロフィール欄
みたいなものです。
もちろん
良い部分もあてはまります。
私は思いやりがある。
私は誰とでも仲良くなれる。
私は何をやってもうまくいく。
こうやってみると
セルフイメージが高いことで
その後の人生も変わっていく
と、分かると思います。
セルフイメージを認識するだけで
人は、誰でも、何歳からでも
今後の人生を変えていくことができます。
私は40代に入り
セルフイメージについて知り
自分への評価を意識していきました。
ではなぜ、
セルフイメージが出来上がるのか?
セルフイメージが人生にどんな影響を与えるのか?
私の体験をまじえながら紹介します。
セルフイメージができあがるまで
セルフイメージは、幼少期に親や、きょうだい、先生から言われたことが影響されている。
といわれてます。
例えば、私の場合は
母親からよく
「あんたは何をやってもダメね!」
「あんたは何やっても長続きしないね!」
と言われてきたことで
「私は飽き性だから何をしても続かない」
というセルフイメージのせいで
挑戦しない人になっていきました。
「あんたはわかがままね」
と言われ続けてきたことで
自分の感情を出せなくなっていきました。
その反対に
幼稚園の先生から
「まるたまさんは、いつも友達に優しいね」
と言われたことで
困ってる人に手を差し出せる人に
なっていけました。
小さな子供は素直です。
自分に向けられた
周りの大人の言うことを
疑いなく受け入れます。
そして、大人になり
「私はこういう人間なんだ」
と無意識に思い込むようになってきます。
私の場合は
母からいつも否定ばかりされてきました。
そのせいか、
「私は何をやってもダメな人間だ」
と、無意識に思い込んできたことで
何をやっても中途半端で
何ひとつ成し遂げたことがありませんでした。
これが
セルフイメージの怖いところです。
では、セルフイメージが低い(悪いイメージが強い)人はどうしたらいいのか?
セルフイメージを高くするには
間違った思い込みに気づき、書き換えていくことです。
例えば
「私は飽き性だ」
という思い込みを
「私は変化に強い人間だ」
と、書き換えることができます。
飽き性=悪ではなく
飽き性=変化に強い
「何をやってもダメな人間」
と思い込んでいた私は
まず、自分を疑ってみました。
私は本当に何やってもダメな人間だったか?
当然、何もできない人間なんて存在しません。
セルフイメージが「自分は何やってもダメ」
と間違った思い込みのせいで
できたことには意識が向いてなかっただけ。
と、気づくことができました。
改めて、
今までできたことに意識を向けやことで
何やってもダメな人から
やればできる人
と、徐々に上書きされていきました。
こうして
自分の意識を変えていくことで
だんだん現実が変わっていきます。
つまり、
間違った思い込みに気づき、書き換える
ただ、これだけです。
セルフイメージで現実が変わる
自分のセルフイメージを変えていくことで、今後の人生も変えていけます。
ただし、
長年抱えてきた
「自分はこんな人間だ」
というセルフイメージは
簡単には変えられない場合もあります。
人によって、時間がかかる場合もあります。
私の場合は
特に母から言われたことは
簡単には変えることができませんでした。
それでも、諦めずに
「あ、今また間違った思い込みしてたな」
と、気づいた瞬間に
新しい自分を上書きしていくこと
こうして、繰り返すことで
「そういえば…今までとは違う世界にいるな」
と思えるようになっていきます。
私は、会社員やパートは向いてませんでした。
ただただ辛い毎日だった。
でも今は、自由生きたい
と思い、個人事業主として働いています。
何をやってもダメ
何をやっても長続きしない
感情を出すのは悪
そう思っていた私が
フリーになってもう8年くらい経ちます。
しかも、自分の感情だけでなく
自分の意見まで伝える
ブログまでできるようになってます。
セルフイメージは、土台です。
土台さえしっかりできれば
あとは自分の思うように現実は変えていける
と、今なら言えます。
劇的に、明日から何かが変わることはないけど
螺旋階段を上がるように
少しずつ自分を変え、現実を変えていくことはできます。
意識が変われば、行動が変わり、結果が変わる
ということですね。
以上、セルフイメージの解説でした。
あなたは、どんな人ですか?